今回で3回目となる韓国旅行。
これまではお土産といえばお菓子やコスメが定番でしたが、今回は自分用に初めて「韓国のお米」を日本に持ち帰ってみることにしました。
結論から言うと、
正しく植物検疫を受ければ、韓国のお米(精米)を持ち帰ることは可能です。
この記事では、
- 韓国・大邱空港での植物検疫申告の流れ
- 日本・関西国際空港での植物検疫の流れ
を、体験談ベースで詳しくまとめます。
韓国のお米は日本に持ち帰れる?【結論:条件付きでOK】

まず大前提として、
お米は植物防疫法の対象になるため、申告なしで持ち帰ることはできません。
ただし、
- 精米されていること
- 植物検疫を受けること
- 個人消費目的
といった条件を満たせば、日本への持ち込みは可能です。
今回持ち帰ったのは、
✔ 韓国国内で販売されている精米済みのお米 5kg
✔ 未開封・市販品(大邱空港近くのマートで購入しました)
でした。
【出国編】大邱空港での植物検疫申告の流れ

① 空港で「植物検疫(Plant Quarantine)」を探す
大邱空港は比較的コンパクトな空港なので、
1階、チェックインカウンター・手荷物預かりカウンターが正面にあります。
右を向くと、韓国のコンビニがあります。(たしか…CUだったかな?)
その奥へ続く通路を進むと、左手に食堂が2店舗ほど(1店舗の名前が何故かosaka食堂)あり、
その先に”대구본부세관”(大邱地方税関)、
その先に”농림축산검역본부 대구사무소”(農林畜産検疫本部大邱事務所)があります。
こちらが、植物検疫を受ける所です。
② 申告内容を伝える(英語 or 韓国語でOK)
カウンターでは、
“日本に白米を持って帰りたいので、植物検疫の申請をしたい”と伝えました。
③ お米の確認 → 輸出用の証明処理
職員の方が、
- パッケージ表示
- 未開封かどうか
を軽く確認したあと、
輸出に問題ないことを確認し、輸出用の証明書を発行してくれます。
実体験レポ|大邱空港の植物検疫は「昼休み」に注意

今回、韓国・大邱空港で植物検疫を受けた際、想定外だったのが昼休みの存在でした。
大邱空港の植物検疫は
12:00〜13:00が昼休みとなっており、
私がカウンターに行ったのは12時半ごろ。
すると職員の方から、
「職員が一人しかいないので、
ポータルサイトから会員登録して予約してください」
と言われました。
実際に行った時には気にも留めてなかったのですが、
上の写真の入り口のドアをよく見ると…
”休日と週末は事務所が休みです。”とか、
”動物&植物検疫 平日午前9時~午後6時 ランチタイム(午後12時~午後1時)”
”輸出動物を申請!これから予約してください!”
その隣に公式サイトのアドレス(https://eminwon.qia.go.kr),
植物検疫の電話番号も書いています。
ポータルサイトでの予約は家族が代行してくれた


ちょうど見送りに来てくれていた娘夫婦が、その場で私の名前で会員登録と予約を代行してくれました。
私は韓国語ができませんので。
ポータルサイトでの電話番号は、韓国の電話番号が必要で、娘の旦那さん(韓国人)の番号でいいと職員の方が言われたので、そうしました。
その際、
- 当日の便が14時55分発であること
を伝えると、
「それなら13時以降に来てください」
との案内があり、いったんその場を離れることに。
大邱空港の植物検疫所に置いてあった申請書

今回はポータルサイトでの申請をしたので、利用していないのですが、
大邱空港の植物検疫所にはこんな申請書もありました。
名前(パスポートと同じ)・住所(英語表記)・携帯番号・品名・個数・サインを全て英語で記入するようです。
13時以降に再訪 → 所要時間は10分くらい
13時を過ぎてから再度、植物検疫カウンターへ。
提出したものは、
- 韓国で購入したお米(5kg・精米)
- パスポート
のみ。
個人情報や帰りの飛行機の便情報はサイトで入力済です。
パッケージの確認後、
10分もかからずに輸出用の証明書を発行してもらえました。
その際、職員の方から、
「この証明書は、
・日本到着後の植物検疫
・手荷物検査
で必ず提出してください」
と説明がありました。
関西国際空港での植物検疫の流れ【証明書が重要】
植物検疫カウンターはとても分かりやすい場所にある
関西国際空港では、
預け荷物が出てくるターンテーブルのすぐ先の左手に植物検疫のカウンターがありました。
迷うことはほとんどないと思います。
税関検査の前に行きましょう。
大邱空港でもらった証明書を提出
植物検疫では、
- 大邱空港で発行された証明書
- パスポート
を提出。
すると職員の方から
**「米穀の輸入に関する届出書」**を渡され、
- 氏名
- 住所
- 連絡先
など、必要事項を自分で記入します。
合格証をお米に貼付してもらう

記入後、問題がなければ
植物検疫合格の印が押された紙をお米袋に貼り付けてくれます。
そして最後に、
「税関検査を通るまでは、このまま貼っておいてください」
と案内されました。
税関手続きについて|Visit Japan Webで事前登録しておくとスムーズ
税関に関しては、
私は Visit Japan Web で事前に申告登録をしていました。
これに登録してQRコードをスクショすることをおススメします。
携帯品・別送品申告の質問事項の”下記に掲げるものを持っていますか?”の、
②肉製品、野菜、果物、動植物等の日本への持ち込みが制限されているもの所に”はい”にチェックを入れていたため、
QRコードをスキャンすると、
”この質問のはいって言うのはお米の事ですね?”と聞かれたので、
”そうです。”と答え、先ほど書いた「米穀の輸入に関する届出書」の控えを見せました。
植物検疫の合格証がお米に貼られている状態だったこともあり、
追加で詳しく聞かれることはありませんでした。
体験して分かったポイントまとめ
- 大邱空港の植物検疫は12:00〜13:00が昼休み
- 申請用紙が置いてあったが、オンラインの登録・予約を求められた(その時にもらった”植物検疫申告の案内”によると、検疫申請は最低1日前の申請が原則で、当日申請には時間がかかることがあると書かれていました。)
- 出発便の時間を伝えれば、柔軟に案内してもらえるかも…(当日の大邱空港の検疫申請は空いていました)
- 証明書は日本到着後も必須(飛行機の手荷物として持って入ったので、韓国出国時の保安検査でも停められましたが、証明書ですぐ通れました)
- 関西国際空港の植物検疫カウンターは分かりやすい場所にある
- 税関審査はVisit Japan Webの事前登録が便利(到着後に紙の申請用紙でも大丈夫だけど、事前登録してQRコードをスクショした方が早い)
まとめ|韓国のお米は「正しく申告すれば」持ち帰れる
今回、大邱空港と関西国際空港の両方で植物検疫を体験してみて、
- 手続きはシンプル(でも、”予約してください”と言われたポータルサイトは韓国語、翻訳機能を使っても私だけでは無理だったかも。ただ、植物検疫カウンターには書き込む用紙もあったので、入国時に用紙を貰って書き込むことはできると思う。英語で書くようです。)
- 検疫時間もそれほどかからない
- 機内持ち込み手荷物・受託手荷物の範囲内に収めれば追加料金はかからない
韓国もお米が主食のお国です。
町の食堂に行って、ご飯が不味いと感じた事はありません。
今回は、日本のお米が高いのでお米の個人輸入をしてみました。
「大邱空港利用でお米を持ち帰りたい」という方は、ぜひ植物検疫にチャレンジしてみてください。
この体験がお役に立てれば幸いです。